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ネットワーク的読書 理系大学院生がおすすめの本を紹介します

本と本の意外な「つながり」ってありますよね

【書評】世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?/田村 耕太郎

 

世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?

世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?

 

 

概要

 「筋トレが仕事や勉強にもいい影響を与えるから、どんどんトレーニングして良いコンディションをキープしていこうぜ」って本です。 軽い口調で書いてしまいましたが、きちんと根拠や実例を示すしっかりした内容となっています。

 

おすすめポイント

 著者が実際にアメリカに留学した時の経験をもとにして書いてあるので、説得力があります。海外の事例を豊富に取り入れているので、純粋に面白く読めるのもいいところです。雑誌「ターザン」での連載をもとにしているところも信頼感が増します。

 

感想

 ふだん本を買うときは立ち読みはしません。しかし、こういう自己啓発の本って割と当たり外れがあるのでパラパラと立ち読みしてから購入しました。これはなかなか面白そうだぞ!って思ったんです。

 この本は買って正解だったな、って思いました。自分の中に新しい価値観ができるこの感じが、自己啓発本の醍醐味なのではないかと思っています。

 

 アメリカは「肥満の国」というイメージがありますが、あれはあくまでも僕らのステレオタイプな見方なのだそうです。アメリカのエリートの多くが筋骨隆々のスポーツマン体形だとか。

 アメリカにはとにかくたくさんジムがあって、寮やマンションにも完備されているのが一般的だそうです。一日のスタートは朝のトレーニングからという健康的な生活を送っているそうです。

 トレーニングすることによって脳への血流を増やして仕事のデスクワークの効率アップを図るとともに、強い体を作って厳しい競争を勝ち抜くスタミナをつけれるというのが主な利点です。

 

 本の中ではまず、実際のエリートたちを紹介しています。いろいろなタイプのエリートへのインタビューを掲載することで、説得力が高まっています。その後で、トレーニングの効果・トレーニングプログラムの例・食事や瞑想などのコンディショニング術・運動を積極的に取り入れた教育現場など、いろいろな観点からコンディショニングの重要性を説いていきます。

 そして日本のビジネスマンたちに問いかけるわけです。アメフト選手のように筋骨隆々で、勉強もできて、優しいジェントルマンな欧米のエリートたちとどう勝負していきますか?、と。

 僕はがりがりの日本人が勝てるわけないなぁって思ってしまいました。僕自身、がりがりなのです。そして日本ではそれが当たり前として通ってしまっている現状があるわけです。

 とりあえずは普段の運動とは別にプラスアルファとしてトレーニングする時間も作ってみたいです。世界と戦っていくには、見た目的にもがりがりじゃあ頼りないですからね。