読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ネットワーク的読書 理系大学院生がおすすめの本を紹介します

本と本の意外な「つながり」ってありますよね

【シンプルな5大原則】ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力/大西 泰斗、ポール・マクベイ 他

ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力 (Native speaker series)

ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力 (Native speaker series)

 

概要

 ネイティブスピーカーが英文法を解説している本です。特徴としては、細かいことに注力するのではなく、英語ということばの「骨格」に焦点を当てているところでしょうか。

おすすめポイント

 ネイティブならではの、新しい視点で英語を見つめるきっかけを作ってくれる本です。英語を真面目に勉強してきた方でも、読むと驚きがあると思います。

感想

 シンプルで、かつ新鮮な5つの基本原則が示されています。「並べると説明」「不安定な感情」「前は限定」「穴は埋めろ」「ときは距離」の5つ。とくに「前は限定」が目からウロコでしたね。英語でぼくが一番あいまいに理解していたところでした。冠詞の使い方や形容詞の限定用法などなど。次の例文は「a」と「the」の使い分けに関するこの分は忘れたくない文です。

「It is not the solution, just a solution」

それはまさにいま必要な解決策ではない、数ある解決策の1つだ

 他の章もすごく面白かったです。自分の英語学習に役立つ知識をえられました。しかし、やはり英語を学ぶのは難しいなとも思いました。

 ネイティブがどのような語感で英語を話しているのか、かなり突っ込んだ説明がされています。そして当然ですが、英語と日本語は根本的に違うということを思い知ります。基本原則の1つである「ときは距離」などは、その最たるものなのではないでしょうか。これだけ感覚が違うとなると、身に着けるのは一筋縄ではいかないでしょう。

 ネイティブがどのような感覚で英語を話しているのかを知れたのは大きいことですが、それを自分のものにするためには血のにじむような努力が必要ですよね。ネイティブになれるだなんて初めから思っていませんが、あきらめずにがんばっていこうと思います。できる限り自由に英語でコミュニケーションが取れるようになりたいです。

 普段から意識して英語を読まないと、この本を読んだ意味がないなと思いました。なので何度も読み返したい1冊です。