ネットワーク的読書 理系大学院生がおすすめの本を紹介します

本と本の意外な「つながり」ってありますよね

【書評】伝え方が9割/佐々木圭一

 

伝え方が9割

伝え方が9割

 

 概要

 文章を書くのが苦手だった著者が、努力して身につけた「感動する文句をつくる法則」を紹介するという内容です。

 

おすすめポイント

 「人に物事を伝える」ということは生きていくうえで必ずしていることですし、普段そこまで意識を向けることは少なかったです。しかしこの本を読むとこれからは少し気を付けてみようかなという気持ちになります。

感想

「伝え方にはシンプルな技術がある」とおっしゃるように、非常に分かりやすいアイデアが書かれています。シンプル過ぎて、これで効くのかな?って思うほどです。

 この本に書かれていることを基本中の基本として、さらにひねりを加えていくべきなんだろうなと思いました。まずは基本を覚えることから、ですが。

 自分のメモとして、本の一部を抜粋して書き残しておきます。

相手の「ノー」を「イエス」に変える技術

・3つのステップ
(1)自分の頭の中をそのままことばにしない
(2)相手の頭の中を想像する
(3)相手のメリットと一致するお願いをつくる

・ステップ(2)の「相手の頭の中を想像する」ための7つの切り口
(1)相手の好きなこと
(2)嫌いなこと回避
(3)選択の自由
(4)認められたい欲
(5)あなた限定
(6)チームワーク化
(7)感謝


強いコトバをつくる5つの技術

(1)サプライズ
「(語尾に)!」「びっくり、~」「そうだ、~」「ほら、~」「実は、~」「凄い、~」「信じられない、~」「あ、~」
 
(2)ギャップ法
①最も伝えたいコトバを決める
②伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半に入れる
③前半と後半がつながるよう、自由にコトバを埋める
 
(3)赤裸々法
普段は感じてもコトバにしなかったことをあえて赤裸々にコトバにすることで体温のある心のこもったコトバになる。

(4)リピート法
単純に伝えたいコトバを繰り返す。リピートをすれば記憶に残し、感情をのせることができる。

(5)クライマックス法
「ここだけの話ですが、~」「他では話さないのですが、~」「誰にも言わないでくださいね、~」「これだけは、忘れないでください、~」「一言だけつけくわえますと、~」「ワンポイント・アドバイスですが、~」「3つのコツがあります。1つめが~」

強い長文を作る技術

(1)先を読みたくなる「出だし」を作る
(2)読後感をよくする「フィニッシュ」を作る
(3)飛ばされない「タイトル」を作る