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ネットワーク的読書 理系大学院生がおすすめの本を紹介します

本と本の意外な「つながり」ってありますよね

【モーレツです】昼メシは座って食べるな!/市村洋文

昼メシは座って食べるな!

昼メシは座って食べるな!

 

概要

 著者の市村さんは当時日本一厳しい会社と言われていた、野村證券で伝説的な売上を達成した元営業マンです。その時に学んだことに触れながら、仕事で成功するためのエッセンスを書いています。

おすすめポイント

 「当たり前のことが大事」と繰り返し説かれています。大事だとは分かっていても、ついつい疎かにしてしまうことに、成功できるか否かの鍵が隠されているのだなぁと思いました。

感想

 市村さんは本当にモーレツに働いてきた人です。タイトルは「昼メシをのんびり食べているヒマがあったら働け」という意味ですね。お昼の時間は、どの会社も勤務時間中です。営業マンとしては、営業相手が働いているときは、1分1秒の時間もムダにすることなく働くべきだと書かれています。

 市村さんの言う通り、誠心誠意を持って仕事に打ち込むことができれば、確かに成果は上げられると思います。人との出会いを大切にして、繋がりを切らさないように心を配る。一枚の名刺を宝物のように扱い、普段あまり会うことがなくてもちょっとしたお祝いを欠かさない。人間として大事なことだとは分かるのです。しかし、なかなか難しいことですよね。

 いろいろな言葉が印象に残りました。一番は「雨は自分にだけ降っているのか」。自分だけがピンポイントで辛いという状況など、本当はとても少ないのでしょうね。

 ちょっと気にかかったのは、接待やらチップやら年賀状やら、ちょっと時代遅れなのではないか、という点です。お偉いさんたちの世界では、今も大事なことなのでしょうか。僕にはイメージ出来ない世界です。また、妻が夫の仕事を手伝うというのも、自分の家庭では考えられないことでした。「内助の功」という考え方も、古くなってきているような気がします。