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ネットワーク的読書 理系大学院生がおすすめの本を紹介します

本と本の意外な「つながり」ってありますよね

【身近で役立つ心理学】シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術/植木理恵

シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)

シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)

 

概要

 ホンマでっかTVでお馴染み、心理学者の植木理恵さんの本です。日常生活で役立つ心理学のあれこれを紹介した本です。

おすすめポイント

 とてもわかりやすく書かれており、すいすい読むことができました。身近な例を挙げることで、さらに直感的に理解ができるようになっています。

感想

 とにかく、わかりやすくしようという意気込みが伝わってきます。文章も平易であり、大事なポイントは図を使って強調したりしてあります。

 ただ、分かり易すぎて逆に胡散臭いとちょっと感じてしまいました。筆者はなるべくデータを用いて学問的な内容にしたかったのかもしれませんが、もうちょっと堅くても僕は楽しめたのかなぁと思いました。万人に受けるものを作るのは難しいですよね。

 思わず心のなかで「ホンマでっか!?」と叫んでしまう内容もありましたが、すべて心理学的にきちんと裏付けがなされているもののようでした。いろいろと目からうろこの内容もありました。

 例えば、嫌なことはアウトプットしてしまうと、早く忘れられるという話。その例として男女の恋愛の「後処理」の違いが挙げられています。

『一般的に、失恋の痛手を女性はすぐ忘れるのに男性はいつまでも引きずっている、、、なんてよく耳にしますが、それは女性が恋愛のことを他人に話す傾向にあるから、つまりアウトプットに秀でていて、早く「どうでもよくなる」からなのです。』

 言われてみればそうかもしれないです。友達にじっくり話を聞いてもらって、初めて気持ちが切り替えられる。そんなこともあったかもしれないです。

 こんなような感じで、興味が惹かれる例をたくさん挙げて説明がしてあります。長い本ではないので、すぐに読めてしまうと思います。